■直腸ポリープ
<症状>
- 直腸の粘膜の一部が隆起したものをいいます。
- 腺腫様ポリープと非腺腫様ポリープがあり、腺腫様ポリープはがん化しやすい特長があります。
- ポリープが小さい場合は、ほとんどが無症状です。
- ポリープが大きくなってくると、便に血液や粘液が付着し、排便後に残便感が生じる場合もあります。また、排便の際にポリープが肛門から脱出する場合もあります。
<原因>
- ポリープが発生する原因は、明らかになっていません。
<治療>
- 一般にポリープが大きいもの(約6mm以上の場合)は、内視鏡により切除します。
- 内視鏡で切除できない大きさのポリープの場合は、肛門側からの切除手術を行います。
- がん化しているものは、開腹手術が必要となります。