鼻出血

■鼻出血

<症状>

  • 一般的に言われている鼻血です。
  • 鼻をかんだ時に少量出血するものから、口から血液が絶えずでてくるものまであります。
  • 鼻出血の起こりやすい部位は、鼻中隔の入り口付近にあるキーゼルバッハ部位です。この部位は、血管が透けて見えるほど粘膜が薄く、ごくわずかな傷でもすぐに出血します。

<原因>

  • 子供の場合、鼻粘膜が傷つきやすく、強く鼻をかんだり、鼻ほじりすることで鼻出血することがあります。出血量はそれほど多くはなく、すぐに止まるようであれば、ほとんどの場合心配はありません。ただし、中には出血を引き起こす病気が隠されている場合もある為、注意して下さい。
  • 子供の場合は、白血病や血友病などの血液の病気が原因の場合もあります。
  • 大人や高齢者の場合は、動脈性出血で大出血を起こすこともあり注意が必要です。(黒っぽい血液は静脈からの出血、鮮やかな血液が吹き出るように出てくる出血は動脈からの出血となります。)高血圧や動脈硬化症、血液の病気、肝機能障害、副鼻腔や鼻腔の良性・悪性腫瘍など原因としてあげられます。

<治療>

  • 出血している側の鼻に綿球かガーゼを詰めて、小鼻をしばらく押さえておきます。しばらくして、出血量が少なくなるようなら、キーゼルバッハ部位からの出血の可能性が高く圧迫を続けていると止血できます。この時の姿勢は、座って頭を高くして、ややうつむき加減の姿勢でいると、のどに血液がたまるのを防ぐことができます。
  • 上記の対応でも止血しない場合は、すぐに耳鼻咽喉科を受診します。たびたび、鼻出血を繰り返している人も、一度受診した方が良いでしょう。
  • 鼻出血の止め方として、首をたたいたり、仰向けに寝かせて冷やすなどの方法はよくないため、注意して下さい。

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