二次性高血圧症

■二次性高血圧症

<症状>

  • 原因となる病気が明らかで、血圧が高くなるタイプです。
  • 腎臓病やホルモン異常による場合が多く、30~40歳以下の若い人に発症するのが特徴です。
  • 本態性高血圧は徐々に進行していきますが、二次性高血圧では、急に血圧が上昇し、なかなか下がらない、またはどんどん上昇していくといった特徴があります。
  • 原因疾患による症状を伴うことが多いです。

<原因>

  • 糸球体腎炎、多発性嚢胞腎、腎硬化症、腎動脈狭窄などの腎疾患や原発性アルドステロン症やクッシング症候群などの副腎から分泌されるホルモンの分泌異常が原因としてあげられます。

<治療>

  • 血圧を下げることよりも、高血圧の原因となっている病気の治療を優先的に行います。