■不正咬合
<症状>
- 悪い歯並びを総称して不正咬合と言います。
- 不正咬合には、いくつかの種類があります。
- 下顎が前に突き出した反対咬合と前歯が前方に突き出す上顎前突(出っ歯)、上下の歯が接しない開咬などがあります。
- 放置すると、発音障害や十分な咀嚼ができないために胃腸障害を引き起こすことがあります。
- 顎の成長や顔の形に影響し、不調和をもたらします。
- 虫歯や歯槽膿漏になりやすくなります。
- 顎の近くに自律神経もかよっているため、頭痛、肩こり、めまいなどの不定愁訴も引き起こすことがあります。
<原因>
- 遺伝的要因もあるといわれています。
- 顎の大きさに対して、歯が大きい場合や数が合わない場合。
- 指しゃぶり、爪噛み、口呼吸などの癖がある場合。
- 歯の生える順番が狂った場合など。
<治療>
- 顎の骨の発達が著しい、8~15歳頃に歯科受診して、専門的な歯列矯正をしてもらうのが理想です。
- 成人になってからでも治療は可能です。