■食物アレルギー
<症状>
- ある特定のアレルゲンとなる食物を食べたときに現われるアレルギー反応をいいます。
- 通常、原因となる食物の摂取から30分~1時間で、じんましんや湿疹、かゆみ、咳、呼吸が苦しくなる、鼻水、目の充血や腫れ、嘔吐、下痢、腹痛などの症状がみられます。
- 重症の場合は、アナフィラキシーショックにおちいります。
<原因>
- アレルゲンになりやすい三大アレルゲンとして卵、牛乳、小麦があげられ、ほかには、大豆、魚類、肉類、甲殻類(エビ、カニ)などがあります。
- また、そばやピーナッツ(落花生)等重症化しやすいアレルゲンのため注意が必要です。
<治療>
- アレルギーを起こす食品を除去し、摂取しないようにします。
- 抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬などによる対症療法を行います。