子宮頸部ポリープ

■子宮頸部ポリープ

<症状>

  • 子宮頸管に良性の腫瘍(ポリープ)ができるものをいいます。
  • 不正出血や性交時の出血などがみられますが、痛みはほとんどない場合が多いです。
  • ポリープは、ほとんどの場合1つだけで、大きさは、だいたいのものが2~3mmですが、ときには1cm程度になるものもあります。
  • ポリープが刺激になって子宮頸管炎になることがあり、その場合は分泌物が多くなります。

<原因>

  • 子宮頸部の炎症から子宮の頸管粘膜が増殖してできたり、ホルモンの作用がもとになっているのではないかと考えられています。

<治療>

  • 手術でポリープを摘出しますが、開腹の必要はないため外来で受けることができます。
  • ポリープが非常に大きくなった場合は、入院が必要になります。
  • ポリープは良性の腫瘍ですが、念のため細胞診によって、がんではないことを確認します。