■外耳道異物
<症状>
- 外耳道に異物が入り込んで取れなくなるものです。
- 耳が聞こえにくくなり、異物によっては外耳道が傷つき鼓膜が破れたりすることもあります。
<原因>
- 小児の場合は、豆類、ビーズ、おもちゃの部品、果物の種、ティッシュペーパー等を耳に押し込んでしまうことがほとんどです。
- 大人の場合は、綿棒や耳かき棒の先、たんぽぽの綿毛、マッチの頭、髪の毛等が入ることがあります。
<治療>
- 幼児の場合は、言葉で説明できない場合もある為、おかしいと感じた時は耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。
- 昆虫が入った時は、応急手当として光を当てて虫をおびき出す方法もありますが、中で暴れて外耳道や鼓膜を傷つけてしまうこともあります。耳鼻咽喉科では、麻酔液をスプレーしたり、アルコールで殺虫してから取り出すか、洗い流します。