肛門ポリープ

■肛門ポリープ

<症状>

  • 直腸と肛門の境目付近の上皮が炎症を起こし、コリコリと固く突起した状態をいいます。
  • ポリープが小さい場合は、肛門の中におさまっているため、ほとんど症状はありません。
  • ポリープが大きくなると、肛門からコリコリとした固まりが脱出し、排便時に出血することもあります。
  • ポリープが大きくなり、肛門からの脱出を繰り返していると、ポリープの周囲が裂けて激しい痛みをともないます。
  • 肛門ポリープは、がん化することはありません。

<原因>

  • もともと裂肛や痔核があり、肛門内が便で刺激され汚染すると感染を起こし、ポリープができやすくなります。
  • 下痢や便秘を繰り返すことも原因としてあげられます。

<治療>

  • 通常は、そのままで様子をみます。
  • ポリープが大きくなり症状が出現している場合は、手術で切除していきます。
  • 肛門ポリープかどうかの判断は、専門の病院を受診して確認して下さい。