■膣がん
<症状>
- 不正出血やおりものの増加、排尿時痛や違和感、性交痛などが起こります。
<原因>
- 女性生殖器のがんの中でも、まれなものです。発生率は、全女性性器がんの約2%です。
- 膣粘膜にがんが発生し、他の組織に広がっていきます。
<治療>
- 細胞診で異常が発見されたときは、組織の一部を採取してがん細胞の有無を調べます。
- がん細胞が発見された場合は、骨盤内に転移していないかを調べます。
- がんが膣の表層部だけにとどまっている場合は、部分切除を行います。進行しているときは、放射線治療や抗がん剤が用いられます。