淋病

■淋病

<症状>

  • 感染者と性行為をして、2~10日後に発症します。
  • 男性の場合は、淋菌性尿道炎を引き起こして、排尿時に焼けつくような痛みを感じ、尿道口よりだらだらとした黄緑色の膿が出て発症します。
  • 女性の場合は、淋菌性頸管膣炎で始まり、膿様のおりものが増えて外陰部にかゆみを感じます。男性に比べて女性では症状が少なく気が付かないこともあります。
  • 約8割の女性が無症状です。しかし、尿道や膀胱に感染が広がると、排尿時に痛みが生じます。
  • 妊婦が感染すると、新生児に淋菌性結膜炎が起こり、最悪の場合は失明することがあります。

<原因>

  • 淋菌に感染して起こり、性感染症の中では多くみられる病気です。

<検査>

  • 男性は尿道から、女性は膣から膿を採取して淋菌の有無を調べます。

<治療>

  • ペニシリン系の抗生物質が有効で、内服か注射によって治療します。内服期間は1~2週間とされていますが、実際にはそれでは治りきらず、もっと長期になることがあります。
  • 上記の抗生物質で十分な効果が得られない場合は、他の抗生剤に変更し治療します。
  • 早期に治療すると1~2週間で完治しますが、放置して治療が遅れると、男性は前立腺炎や副睾丸炎を、女性は卵管炎や子宮内膜炎などを併発する場合があります。
  • また、不妊症の原因となることもあります。

参考になりましたらぽちっとお願いします(^^♪
にほんブログ村 病気ブログへ