赤痢アメーバー症

■赤痢アメーバー症

<症状>

  • 潜伏期間は1~4週間です。
  • 下腹部痛や下痢が慢性的に続き、粘血便が出ます。
  • 肝臓に腫瘍をつくることもあります。

<原因>

  • 原虫の一種の赤痢アメーバーが原因で発症します。
  • 途上国では、患者や保菌者の便で汚染された飲食物からの経口感染が主となります。
  • 先進国では、男性同性愛者間に起こる性感染症として知られています。

<治療法>

  • 抗原虫薬の内服で治療します。
  • 赤痢アメーバ症は、自宅などでチェックできる検査キットはありませんので、医療機関にて診察を受けることをおすすめします。
  • 検査内容としては、便検査や抗原・抗体検査、画像検査などがあります。