■日焼け
<症状>
- 強い日光に長時間当たると、皮膚が赤くなりひりひりしてきます。
- ひどくなると、腫れあがり水疱が多数生じることもあります。
- 通常の日焼けでは、24時間を過ぎると症状が改善していきますが、重症の場合は、発熱や全身の倦怠感、頭痛などを併発します。
<原因>
- 紫外線を肌にさらしすぎた結果、熱傷(やけど)のような状態になります。
- それほど日光に当たっていないのに、日焼けの症状が起きる場合は、色素性乾皮症など別の病気が関係している場合があります。
<治療>
- 軽度の日焼けの場合は、患部を冷やすことでかなり改善します。
- 水疱ができた場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
- 皮膚の痛みや炎症を和らげるために、非ステロイド炎症薬の軟膏、またステロイドの内服薬を使用する場合があります。
- 水疱ができている場合は、やけどに使用する軟膏が処方されます。水疱は自然に破れますが、しばらく浸出液がみられ肌着に密着するため、乾燥するまでガーゼを使用する場合があります。