火傷・熱傷(やけど) | 看護師が作成する病気・症状サイト

火傷・熱傷(やけど)

■火傷・熱傷(やけど)

<症状>

  • 深さによって、3種類に分けられます。
  • Ⅰ度:表皮のやけどで赤くなり、ヒリヒリします。普通は瘢痕(はんこん)を残さずに治ります。
  • Ⅱ度:真皮のやけどで赤くなり、しばらくたつと水疱ができます。感染を起こさなければ瘢痕(はんこん)を残さずに治ります。
  • Ⅲ度:皮下組織まで及ぶやけどで、皮膚は白くなり、焼き焦げると壊死して無痛覚となります。瘢痕(はんこん)が残り機能障害を残します。

<原因>

  • 熱湯、炎、アイロン、過熱蒸気、化学薬品などに触れると起こります。
  • 湯たんぽやカイロでは、長時間触れることで起こる低温やけどもあるため注意して下さい。

<治療>

  • まずは、すぐに患部を冷水で冷やします。(痛みが感じなくなるまで)
  • 水泡が破れて皮がむけてしまう危険があるため、靴下や衣類を着ている場合は、そのまま冷水で冷やして下さい。
  • 水疱は、無理につぶさないようにします。
  • 鎮痛薬や抗生剤などを服用または塗布して、感染を防ぎながら治療していきます。
  • やけどが広範囲にわたっている場合は、冷水で冷やして体温が下がりすぎたり、細菌感染する可能性があります。そのため、すぐに救急を要請し専門医の処置を受けて下さい。
  • やけどの重症度は、深さのほかに広さがあります。
  •  Ⅱ度のやけどで、体表面積の30%以上のやけどやⅢ度のやけどで、体表面積の10%以上のやけど、また熱傷の程度は軽症でも気道にまで熱傷が及んでいるものは重症となります。
  • 子供や老人の場合は、10~15%でも危険な状態になるため注意して下さい。
  • やけどが広範囲で重症の場合は、植皮と外科的集中治療が必要となります。