間質性肺炎 | 看護師が作成する病気・症状サイト

間質性肺炎

■間質性肺炎

<症状>

  • 肺の間質に炎症が起こる病気です。
  • 間質とは、肺の中でガス交換を行う肺胞の外側部分や細気管支の周囲、また肺血管の周囲などに存在する組織をまとめていいます。
  • 発症すると、痰をともなわない乾いた咳や息切れ・疲労感・発熱(微熱から39℃位までと様々)・体重減少などの症状がみられます。
  • 急性の場合は数週間、慢性の場合は数年かけて症状が重くなっていきます。
  • 急激に症状が悪化した時は、呼吸困難や心不全を引き起こすことがあります。
  • 肺の広範囲で、繊維化が起きてしまうと、息ができずに死に至ることもある為、息切れなどの症状がある場合は、早めに病院を受診しましょう。

<原因>

  • 代表的なものとして、マイコプラズマやウイルスによる感染、放射線治療の副作用、カビやアスベストなどの影響、薬剤の副作用などがあります。
  • その他、原因不明の「特発性間質性肺炎」や「膠原病性間質性肺炎」もあります。
  • 「特発性間質性肺炎」
    • ステロイドなどの治療反応性が悪く、予後が悪いのが特徴です。
  • 「膠原病性間質性肺炎」
    • 膠原病の合併症で発症します。(多発性筋炎や慢性関節リウマチで多く発症)

<治療>

  • 原因がはっきりしている場合は、それを中止します。
  • 慢性期や症状が軽い場合は、副腎皮質ステロイド薬を少量服用しながら経過観察します。
  • 特発性間質性肺炎で、急に症状が悪化した場合は、逆に副腎皮質ステロイド薬を多めに服用します。