■顎関節脱臼
<症状>
- 口が閉じられなくなり、脱臼関節の痛みが生じます。
- 下顎頭が突出するため、表情が変わってみえます。
<原因>
- 口を大きく開けすぎたり、大あくびをしたりして顎関節がはずれた(脱臼)状態です。
<治療>
- 発生後の時間経過が短ければ、下顎を押し広げるようにして顎関節をもとの位置に整復することが可能です。
- 脱臼を放置し慢性化した場合は、保存的整復は困難となり、外科的整復(手術など)が必要になることもあります。
- 習慣性脱臼といって、食事、おしゃべり、口を開けるなどでも簡単に脱臼する場合があります。くり返し起きる場合は、早めに専門医(口腔外科)に相談し治療して下さい。