不眠症

■不眠症

<症状>

  • 寝つきが悪い、眠っても途中で何度も目が覚める、朝早く目が覚めて再び寝つくことができないなどの状態がみられます。その結果、身体がだるくなり、日中の眠気が出現することもあります。
  • 睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に呼吸が何度か停止して、その間よく眠れていないため、日中の眠気が強くなります。
  • 脳の老化が原因で起こる、老人の夜間せん妄では、夜になると幻覚や妄想が起こり、騒ぐようになります。

<原因>

  • 不眠の原因として最も多いのは、何らかのストレスによって神経が高ぶるために生じるものです。
  • 上記のほか、うつ病などの精神疾患、咳や喘息、痛みをともなう病気、暑さや騒音、アルコールやカフェインの過剰摂取などが原因としてあげられます。

<治療>

  • 環境の改善、病気の治療など、それぞれの原因に対する治療を行い、症状に応じて睡眠導入薬を処方します。
  • 睡眠導入薬には、超短時間作用型(ハルシオン、アモバン、マイスリーなど)や短時間作用型(デパス、レンドルミンなど)、中時間作用型(ロヒプノール、ベンザリン、ユーロジンなど)、長時間作用型(フェノバールなど)があります。
  • 高齢者に使用する場合は、ふらつきやせん妄による徘徊などの副作用が起こりやすいため骨折することがあり、注意して使用していきます。

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