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肝不全

■肝不全

<症状>

  • 肝細胞が働かなくなり、肝機能が大幅に低下し維持できなくなった状態をいいます。
  • 肝不全の患者には、黄疸、出血傾向、腹水、脱力感、肝性脳症、全身の健康状態の悪化、吐き気や食欲不振などの症状がよくみられます。
  • 肝不全には、肝疾患が悪化して、数カ月から数年かかって徐々に肝機能が低下する慢性肝不全と、急激な肝細胞の壊死によって、数日から数週間のうちに発症する急性肝不全があります。

<原因>

  • 慢性肝不全は、肝硬変や肝臓がんから肝不全に移行します。
  • 急性肝不全は、主に劇症肝炎から移行します。

<治療>

  • 絶対安静のうえ、症状に応じた対症療法が行われます。
  • 肝細胞壊死を抑えるためのステロイド薬、ウイルス性肝炎が原因の場合は、インターフェロンや抗ウイルス薬が使用されます。
  • 血液中の有害物質を除去するために、人工肝補助療法(血漿交換および血液濾過透析)が必要になる場合もあります。
  • 肝不全は、治療しても治癒しないことがあります。そのため、治療をせずに放置したり、肝臓の病気が進行性のものである場合は、死に至ります。
  • 慢性肝不全で、予後が悪い場合は、肝移植が必要になります。肝移植によって健康を回復できる場合もあります。しかし、実際に肝移植の条件を満たすのは肝不全患者のごく一部です。

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