薬剤性難聴

■薬剤性難聴

<症状>

  • 特定の薬を服用している時に、難聴やめまい、耳鳴りがしばしば起こります。

<原因>

  • 抗がん剤(シスプラチンやアルキル化薬など)、結核の治療薬(ストレプトマイシンやカナマイシンなど)、利尿薬、アスピリンの大量摂取などによって内耳に障害が起きて難聴になるものです。

<治療>

  • 医師に相談し、原因となっている薬剤の量を減らすか、薬剤の使用を中止します。
  • 上記により回復することもありますが、ビタミン剤や血管拡張薬使用で改善する場合もあります。
  • 薬剤性難聴を引き起こす疑いのある薬剤を服用している場合は、定期的な聴力検査を行い、異常に対して早急に対処する必要があります。