手足口病 | 看護師が作成する病気・症状サイト

手足口病

■手足口病

<症状>

  • 4歳以下の乳幼児に最も多く発生しますが、成人にも感染します。
  • 手のひら、足の裏、口の中に小さな水疱性の湿疹が出ます。かゆみや痛みを伴わないのが普通です。
  • 上記の他に、肘や膝、おしりに発疹が出る場合もあります。
  • 約3割の子供に38℃ほどの発熱をともなうこともありますが、3日から1週間程度で自然に消えるのが普通で、跡が残ったりすることはありません。
  • 感染してから、手足口病の症状がでるまでの潜伏期間は3日から6日ぐらいです。
  • まれに、髄膜炎や脳炎などの中枢神経の合併症を起こすことがあります。

<原因>

  • 種々のエンテロウイルス(主にコクサッキーA16型、エンテロウイルス71型)の感染によって起こります。原因となるウイルスが1つではないため、繰り返しかかることがあります。
  • 夏をピークに流行しますが、秋から冬にかけてもみられます。
  • 感染経路は、咳や唾液からの飛沫感染、水疱との接触感染、また、便からもウイルスが排泄されて口からうつる経口感染があります。

<治療>

  • 特異的な治療法はなく、発熱に対する水分補給や痛みに対する対症療法が行われます。
  • 通常は、治療をしなくても自然に治ります。
  • 熱がなければ、入浴してもかまいません。
  • 登園・登校については、医師と相談して下さい。通常、発熱し口の中が痛くて食べられない時は、無理をせず休ませます。
  • 熱が1週間以上続き、嘔吐など通常の経過と異なる症状がみられる場合は、髄膜炎や脳炎などの合併症を起こしている可能性があるため、早めに病院を受診しましょう。