脳腫瘍 | 看護師が作成する病気・症状サイト

脳腫瘍

■脳腫瘍

<症状>

  • 頭蓋内にできる腫瘍の総称です。
  • 脳腫瘍には、脳組織そのものに発生する原発性脳腫瘍と、ほかの臓器のがんから脳へ転移する転移性脳腫瘍の2種類あります。(肺がん・乳がんからの転移が多い。)
  • 原発性脳腫瘍は、さらに良性と悪性に分けられます。
  • 良性腫瘍には、髄膜腫(一部悪性)、下垂体腺腫、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)などがあります。
  • 悪性腫瘍の中で最も多いのが、神経膠(しんけいこう)細胞から発生するグリオーマ(神経膠腫)です。
  • 神経膠(しんけいこう)細胞は、栄養や酸素を神経細胞に送る役割をもっています。
  • 脳腫瘍により脳を圧迫すると頭蓋内圧が上昇し、持続的な頭痛(朝起床時が最も強く、日中にかけて次第に症状が弱くなる)、吐き気、嘔吐、うっ血乳頭による視力低下などがみられます。
  • 上記のほか、腫瘍のある部位によって、けいれん発作、手足の麻痺や知覚障害、視野狭窄、記憶力の低下などがみられます。

<原因>

  • 発生原因は、まだわかっていません。

<治療>

  • 良性腫瘍の場合は、外科手術で腫瘍を全部摘出します。
  • 摘出しきれない良性腫瘍や小さな神経鞘腫、髄膜腫には、現在ガンマナイフ治療(脳深部の病巣に集中的に放射線を照射する方法)を用いることもあります。
  • 悪性腫瘍の場合も、基本的には外科手術で腫瘍を摘出しますが、周囲に浸潤していることもあり全部摘出することは難しくなります。そのため、補助的にガンマナイフ治療、抗がん剤による化学療法、免疫療法などを行います。
  • 良性腫瘍は、上記の治療で約9割以上が治癒しますが、悪性腫瘍は、予後があまりよくありません。

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